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vitiligo vulgaris
保険診療 /

あおい皮フ科クリニック南阿佐ヶ谷駅前院の白斑治療

尋常性白斑は、皮膚の色素を作るメラノサイトが減少・消失する後天性の病気で、皮膚が白く抜けて斑点のようにみえます。
痛みや痒みを伴うことはなく、だんだんと増えて拡大し、癒合します。すべての年齢でみられる疾患です。
感染症に伴う白斑や、乾燥による粃糠疹、老人性白斑とは区別して考えます。
皮膚の神経支配領域に沿って片側にみられる分節型、両側性にみられる非分節型、限局性に1か所のみにみられる未分類型、に分けられます。

(↑分節型)

(↑非分節型)


原因は不明ですが、免疫系の攻撃が関与していると考えられています。
甲状腺疾患である橋本病や1型糖尿病、悪性貧血と関連する場合もあります。
ケブネル現象といって擦れやすい位置に好発するため、顔や体などに見られることが多いです。

早期に治療を開始することで症状を軽減することが可能です。
初期にはステロイドの塗り薬が使用され、色素の再生が期待できます。プロトピック®やコレクチム®といった非ステロイド性の抗炎症薬を外用することもあります。
また、治療領域の紫外線を照射する光線療法が認められており、保険適応です。当院では、JMEC社のターゲット型エキシマライトというものを使用しています。

<光線療法について>

この紫外線療法はアトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、尋常性白斑、掌蹠膿疱症、菌状息肉症、円形脱毛症などに対して
保険適応があり、痛みが無く安全性の高い治療法です。
患部に1~数秒ずつ治療機器である紫外線を照射します。治療回数の目安は1週間に 1~2 回です。
日常生活は特に制限はありません。入浴も当日から可能です。
患部に過度の太陽光を浴びないように注意して下さい。(日常生活での照射分は全く問題ありません。)
治療後に照射部が赤くなることがありますが、これは正常な反応です。


尋常性白斑でお困りの患者様はご相談ください。

監修医師

あおい皮フ科クリニック南阿佐ヶ谷駅前院 院長

つつみ みどり