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pollen allergy
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あおい皮フ科クリニック南阿佐ヶ谷駅前院の花粉症(季節性アレルギー性鼻炎・結膜炎)治療

アレルギー性鼻炎は、通年性(1年中症状を認めるもの)と季節性に分けられます。
通年性はダニやホコリ、季節性は花粉が原因で、主にくしゃみ、透明な鼻水、鼻づまりの症状が現れます。
毎年、たくさんの患者さんが特に季節の変わり目につらい症状で悩んでいます。
治療法には抗原の除去や免疫療法、抗ヒスタミン薬、血管収縮剤、ステロイド点鼻薬、点眼薬や外用薬があり、手術療法としてレーザー手術やアルゴンガス凝固術もあります。

当院では一般的な抗ヒスタミン薬の内服や点鼻薬、点眼薬のほかに、舌下免疫療法を行っております。
舌下免疫療法とは、毎日決まった時間に舌下錠を服用し、徐々に体の反応を慣らしていく治療法です。
血液検査でアレルゲン(抗原)が陽性であり、症状がしっかりある場合に適応です。(喘息症状のある方は行えません。)
治療期間は3~5年かかります。
ダニは1年中いますので、舌下免疫療法を開始する時期は症状がひどくないときであれば1年中可能ですが、
杉の場合は1月~5月半ばまではスギ花粉が飛散する時期であり、強い症状を伴うため、導入できません。
5月末から12月いっぱいまでに開始する必要があります。
特に杉花粉に対する舌下免疫療法では、約80%の患者様に効果を認めます。
(舌下免疫療法は、所定の講習会を受講した後、確認試験に合格し、登録した医師のみが処方できます。)


当院ではアレルギー検査には静脈から採血する一般的な血液検査の他に、指先で簡易に行えるイムノキャップ法を採用しています。
イムノキャップ法では、8種類のアレルゲンに対して検査できます。
(犬、猫、ヤケヒョウダニ、ゴキブリ、杉、ブタクサ、よもぎ、かもがや)
検査後20分で結果が判明します。
静脈から採血する血液検査は、小さなお子様では負担が大きいため、食物アレルギーがある場合や
その他の強いアレルギー症状がある方に適応です。
当院では必要な場合に就学前のお子様から静脈採血を行っております。
イムノキャップ法は小さなお子様でも検査可能です。


また、治療では注射薬のゾレア®の投与に対応しております。

花粉症でお悩みの患者様はご相談ください。

監修医師

あおい皮フ科クリニック南阿佐ヶ谷駅前院 院長

つつみ みどり