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ハイフ(HIFU)はやり続けないといけないの?―ウルトラセルQ+とPOTENZAダイアモンドチップを用いた治療を皮膚科専門医が解説―

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~あおい皮フ科クリニック南阿佐ヶ谷駅前院監修~

「ハイフはやり続ける必要がある?」「どれくらいの頻度が理想?」という質問を多くの患者様からいただきます。

あおい皮フ科クリニック南阿佐ヶ谷駅前院では、ハイフ(ウルトラセルQ+)POTENZA(ドラッグデリバリー/ダイアモンドチップ)を組み合わせ、
未来の肌を守る”予防医学”としての美容医療を提供しています。

本記事では、
  ●ハイフとPOTENZAの特徴とターゲット層の違い
  ●効果が最大化するタイミングと持続期間
  ●同日施術のメリット
  ●SMAS層の役割と治療効果の関係
  ●各POTENZAチップの使い分け
  ●施術の快適さ
までわかりやすく解説します。

ハイフ(HIFU)とは?|たるみ治療の仕組みと効果

ハイフ(HIFU:High Intensity Focused Ultrasound)は、超音波をSMAS層(表在性筋膜)に集中させ、たるみの根本を引き締める医療機器です。

〇一般的なハイフは痛みがあることが多いのに対し、当院採用の”ウルトラセルQ+”は痛みが少なく、気持ち良く受けられます✨
〇SMAS層(後述)に届くため、外科的リフトと同じ層にアプローチできます✨
〇赤みなどのダウンタイムがないため、休日前にタイミングを合わせる必要がありません✨

このように、忙しい方でも安心して高い効果を受けられる施術です。

✨ハイフ(HIFU)についてはこちら↓✨

SMAS層とは?|ハイフ治療で重要な“たるみの土台”

顔のたるみ治療でよく耳にする「SMAS(スマス)層」
聞き慣れない言葉ですが、実はハイフ治療の効果を左右する重要な層です。
表皮や真皮だけでは届かない深部にあるこの層を狙うことで、切らずに自然なリフトアップが可能です。
SMAS層の構造や役割、ハイフとの関係をわかりやすく解説します。

SMASは 「Superficial Musculo-Aponeurotic System(表在性筋膜システム)」 の略

・SMASは皮膚の下、表情筋の上にある薄い膜状の層です。
・主に頬、フェイスライン、顎周りで発達し、下顔面のたるみに関与します。

SMAS層の役割

・皮膚と筋肉を連動させます。
・下顔面の輪郭を支える“土台”です。

ハイフとの関係

・ハイフはSMAS層に超音波で熱を加え、コラーゲンの収縮・生成 を促進✨
・表皮や真皮よりも深部(皮膚深くの表情筋の上の部分=土台まで)のリフトアップが可能✨
・切らずに自然なたるみ改善が可能✨

POTENZAダイアモンドチップの特徴

POTENZAダイアモンドチップは、表皮〜真皮中層に作用するRF(高周波)治療です。
肌表面に近い層にアプローチすることで、毛穴やハリ、肌質改善に効果を発揮します。
ハイフとの違いや、痛みの少なさ、同日施術で得られる相乗効果についても詳しく見ていきましょう。

●皮膚の表層〜真皮中層に作用(ハイフより浅い皮膚内部の層)
●ハイフよりさらに痛みが少なく快適
●毛穴・肌のハリ改善、表層のゆるみ改善に最適

ハイフとの同日施術立体的リフトアップが可能です✨

ハイフとPOTENZAダイアモンドチップのターゲット層の違い

ハイフとPOTENZAはどちらもたるみや肌の悩みに対応する施術ですが、作用する層や対象となる肌の状態、改善したい部位が異なります。
ここでは、それぞれのターゲット層の違いを具体的に比較し、どの施術がご自身に合っているかを分かりやすく解説します。

施術作用層こんな方におすすめ特徴
ハイフ
(ウルトラセルQ+)
SMAS(深層)フェイスラインのたるみ、ほうれい線、頬のもたつき深部からの引き上げ、気持ち良く受けられる
POTENZA
ダイアモンドチップ
表層〜真皮中層毛穴・肌のハリ・表層のゆるみ改善痛みが少なく快適、肌質改善に最適、ハイフとの同日施術で効果倍増


ハイフの効果と持続期間

ハイフ治療は一度の施術でも効果を実感できますが、最大効果が現れるタイミングや持続期間を知っておくことが重要です。
ここでは、施術後の経過と効果のピーク、どのくらいの期間で次の施術を検討すべきかを解説します。

 ●施術直後:軽く感じる引き上がり
 ●1ヶ月後:コラーゲン生成ピーク、最大効果
 ●3〜6ヶ月:効果安定
 ●6〜12ヶ月:徐々に効果減衰

ハイフはやり続けないといけないの?

前置きが長くなりましたが、このコラムの本題である、ハイフはやり続けないといけないのか?についてです。

「ハイフは一度で終わるの?」と疑問に思う方が多くいらっしゃいます。
一度でも引き締めをしっかりと実感でき、非常に有意義な施術です。

しかし、ハイフによる効果は永久的ではありません。
早い段階から適切に施術を継続することで、肌のたるみによる悩みを最大限に予防できます。
(皮膚が本格的に長期間たるんでしまうと、余剰皮膚が生じ、ハイフで皮膚内部を引き締めても、整容的な満足度は下がってしまう場合もあります💦)

年齢や肌状態に合わせて適切な施術間隔を守ることが、効果を最大化するポイントです。
ここでは、ハイフの最適な施術頻度についてご紹介します。

 ●初めての方3ヶ月間隔で2〜3回(コラーゲン生成を安定させ、土台を整える期間)
 ●維持目的3〜6ヶ月ごとに1回  (肌老化の進行を食い止め、たるみの悪化を防ぐ目的)
 
ハイフは加齢によるたるみ予防として非侵襲的で最適な治療であり、20代からも勧められている治療です!!
少なくとも年に2回は行って頂くのが理想的です。

ハイフとPOTENZAダイアモンドチップの同日施術は理想的✨

ハイフとPOTENZAダイアモンドチップを同日に施術することで、深層から表層まで立体的に肌を引き上げ、効率よく効果を実感できます。
同日施術が推奨される理由とメリットについて、わかりやすく解説します。

●前述のようにハイフとPOTENZAダイアモンドチップは作用する層が異なる
 → 施術対象の層が干渉せず、多層的アプローチ可能✨
●ハイフ(超音波)直後にRF(POTENZAダイアモンドチップ)照射 → 効果がさらに高まる✨
●ダウンタイム少なく、来院回数が削減できる✨
●深層のたるみ+表層の肌質改善で予防医学的な効果大✨

HIFUとRFの違い

項目ハイフ(HIFU)RF(POTENZAなど)
エネルギーの種類超音波(Focused Ultrasound)高周波電流(Radio Frequency)
作用する深さ深層:SMAS層(約4.5mm)まで到達可能表層〜中層:真皮〜皮下上層中心(機種による)
効果SMAS層を収縮させ、深部リフトアップ真皮内コラーゲン生成、肌の引き締め・ハリ改善・毛穴改善
痛み・快適さ機種によるが、一般的にはやや熱感や刺激あり(ウルトラセルQ+は快適でダウンタイムなし)痛みが少なく快適。ダウンタイムほぼなし。
施術対象たるみ改善(フェイスライン、ほうれい線、頬)毛穴・肌質改善・表層のゆるみ改善・にきび痕・赤みなど
持続・頻度3〜6ヶ月ごとにメンテナンス3〜4週間おきに数回で効果が出やすい場合もある(目的による)
併用効果表層施術と併用するとより立体的リフトアップハイフ施術後に同日使用可能。表層・真皮改善で効果アップ

POTENZAチップの種類と特徴

POTENZAには複数のチップがあり、目的や肌状態に応じて使い分けることができます。
どのチップがどの悩みに適しているかを理解することで、より効果的な施術が可能です。
それぞれの特徴と用途をまとめました。

 ●CPチップ(ドラッグデリバリー):薬剤浸透で毛穴・にきび痕・肌質改善
 ●Sチップ:肝斑・赤み・血管拡張に対応
 ●ワンニードル:汗管腫、炎症性ニキビのピンポイント治療
 ●ダイアモンドチップ:表層引き締め・ハリ改善、ハイフ併用で立体的リフトアップ


✨POTENZAについてはこちら↓✨

まとめ|適切な間隔と併用で未来の肌を守る

ハイフとPOTENZAの併用は、深層と表層の両方から肌を整えることで、自然で持続性のあるリフトアップを可能にします。
ここまで紹介した内容を振り返り、予防医学の観点から美容医療を続ける意義を解説します。

 〇ハイフは3〜6ヶ月ごとの継続が効果的
 〇ダイアモンドチップとの同日施術で深層・表層両方を改善
 〇各種POTENZAチップを目的に応じて使い分け
 〇ハイフはウルトラセルQ+で快適、POTENZAはさらに快適

あおい皮フ科クリニック南阿佐ヶ谷駅前院では、皮膚科専門医が予防医学の視点で最適プランをご提案します。
切らずに自然に、未来の肌を守りたい方はぜひご相談ください。

✨ 自由診療のカウンセリング予約はこちら↓✨

監修医師

あおい皮フ科クリニック南阿佐ヶ谷駅前院 院長

つつみ みどり