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ポテンツァ・ダイヤモンドチップの効果とは?たるみ治療の違いを解説

年齢と共に気になる「たるみ」。さまざまな治療法がある中で、近年注目されているのがポテンツァのダイヤモンドチップです。従来のポテンツァに加え、高周波エネルギーで肌深部から引き締め、たるみを改善する効果が期待できます。

この記事では、ポテンツァ・ダイヤモンドチップの具体的な効果や、HIFUや糸リフトといった他のたるみ治療との違いを徹底解説します。ダウンタイムや痛みの比較、どんな人におすすめかなど、詳しくご紹介しますので参考にしてください。

たるみの原因と種類|あなたはどのタイプ?

ポテンツァ ダイヤモンドチップ

ここからはたるみの原因と種類について解説し、自分に最適なケア方法を見つけるためのヒントを提供します。まずは、たるみの原因について見ていきましょう。

たるみの原因

たるみが生じるのは、肌の構造や外部からの影響によって弾力が低下するためです。肌はコラーゲンやエラスチンといった成分によって支えられていますが、加齢とともにこれらの成分が減少し、ハリを保つ力が弱まります。

また、紫外線や乾燥、生活習慣の乱れも影響を与えます。特に紫外線は、肌の奥深くまでダメージを与え、コラーゲンを破壊するため、日焼け対策が重要です。

さらに、睡眠不足や偏った食生活が続くと、肌の修復力が低下し、たるみが進行しやすくなります。このように、たるみの発生には複数の要因が関係していますが、適切なスキンケアや生活習慣の見直しによって予防することが可能です。

たるみの種類

たるみにはいくつかの種類があり、それぞれ原因や特徴が異なります。

  • 皮膚たるみ(真皮の弾力低下):コラーゲンやエラスチンの減少により、肌がゆるみ、シワやたるみが目立つようになります。
  • 筋肉たるみ(表情筋の衰え):顔の筋肉が弱まることで、フェイスラインが崩れたり、ほうれい線が深くなったりします。
  • 脂肪たるみ(皮下脂肪の下垂):顔の脂肪が重力によって下がり、頬やあご周りのたるみが生じます。
  • むくみたるみ(老廃物の蓄積):水分や老廃物が滞ることで一時的に膨らんだ後、肌が下垂することがあります。

たるみの種類によって適したケア方法が異なるため、自分の症状に合った対策を行うことが大切です。

ポテンツァとは?たるみ治療におけるポテンツァの魅力

ポテンツァは、高周波(RF)を利用したマイクロニードル治療で、肌の奥深くまでエネルギーを届けることでコラーゲンやエラスチンの生成を促し、たるみの改善をサポートします

ポテンツァの仕組み|マイクロニードルRF照射

ポテンツァは、微細な針を用いて肌に高周波(RF)を照射することで、内側からコラーゲンやエラスチンの生成を促進する施術です。針を使うことでRFがより深く均一に伝わり、従来のRF治療よりも高い効果が得られます。

また、照射する深さや出力を細かく調整できるため、肌の状態や目的に合わせた施術が可能です。施術によってダメージを受けた肌は自己修復機能が活性化し、時間の経過とともにハリや弾力が向上します。

さらに、微細な針によって肌に微小な傷ができ、それが回復する過程で新しい肌へと生まれ変わるため、たるみだけでなく毛穴や小じわの改善にも効果が期待されます。肌の奥深くからアプローチすることで、比較的持続性の高い施術といえます。

ポテンツァがたるみ治療に効果的な理由

ポテンツァは、たるみの根本的な原因に働きかけます。RF照射によってコラーゲンやエラスチンの生成が促進されるため、皮膚の内部からしっかりと支えられ、たるみが改善されます。

また、マイクロニードルを用いることで、肌表面の負担を最小限に抑えながら深層へと直接アプローチできるため、高い効果が期待できます。たとえば、フェイスラインのゆるみやほうれい線の目立ちに悩む人でも、施術を続けることで引き締まった印象に変わることが可能です。

さらに、ダウンタイムが短く、日常生活に支障をきたしにくい点もメリットです。ただし、効果には個人差があるため、クリニックでのカウンセリングが推奨されます。

ダイヤモンドチップとは?たるみ治療における効果

ポテンツァ ダイヤモンドチップ

ここでは、ダイヤモンドチップの仕組みやたるみ治療における効果、そしてどのような肌悩みに適しているのかを解説します。

ダイヤモンドチップの仕組み

ダイヤモンドチップは、針を使用せずに高周波(RF)を照射する、特殊なチップを使用した施術です。肌の負担を抑えつつ深部へと均一に熱を届けられるため、従来の施術よりも肌の活性化が期待できます。

また、照射の強さや範囲を細かく調整できるため、肌質や悩みに合わせたカスタマイズが可能です。施術後は、RFの熱エネルギーによってコラーゲンやエラスチンの生成が促され、ハリや弾力の向上が期待できます。表面のケアと深部のケアを同時に行うことで、効果的にたるみを改善できる仕組みです。

ダイヤモンドチップによるたるみ治療効果

ダイヤモンドチップは、RFエネルギーによる熱刺激が皮膚の深層に働きかけ、コラーゲンの生成を活性化させることで、たるみの改善に効果が期待できます。

たとえば、頬のたるみやフェイスラインのゆるみが気になる人でも、継続して施術を受けることで、肌の引き締まりを体感しやすくなるでしょう。

さらに、肌のキメが整うことで化粧ノリが良くなるなどの嬉しい効果もあります。肌の内外から働きかけることで、肌全体の印象を向上させることを目的とした施術です。

ダイヤモンドチップがおすすめの肌悩み

ダイヤモンドチップは、たるみだけでなく、さまざまな肌悩みに対応できる施術です。特に、肌のハリ不足やフェイスラインのもたつきが気になる人に向いているとされています。

また、小じわや毛穴の開きが気になる人にもおすすめです。肌の奥深くからコラーゲンの生成を促すことで、ハリ感の向上が期待できます。さまざまな肌トラブルを同時にケアできるため、エイジングケアを検討している方に向いている施術です。

ポテンツァの他のチップとの違い

ここでは、肝斑、赤ら顔用Sチップとドラッグデリバリー用CPチップの特徴やダイヤモンドチップとの違いについて詳しく解説します。

肝斑、赤ら顔用Sチップ

肝斑、赤ら顔用Sチップは、肌の赤みや肝斑、毛穴の開きなどを改善するために開発されたチップです。微細な針を用いて肌の奥深くまで高周波(RF)を届けることで、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、肌のターンオーバーを整えます。

特に、赤ら顔や肝斑に対しては、炎症を抑えながらメラニンの過剰生成をコントロールし、色むらの少ない均一な肌へ導く効果が期待できます。ダイヤモンドチップがリフトアップを目的とするのに対し、肝斑、赤ら顔用Sチップは肌質そのものを改善するのが特徴です。

施術後には軽度の赤みが出ることがありますが、ダウンタイムは比較的短く、適切なケアを行うことで早く回復しやすくなります。

ドラッグデリバリー用CPチップ

ドラッグデリバリー用CPチップは、微細な針を用いて美容成分をより均一に肌に届けるドラッグデリバリーシステムを搭載したチップです。微細な針を通じて有効成分を直接肌の奥に届けることで、ニキビ跡や毛穴の開き、小じわの改善に効果を期待できます。

従来のスキンケアや外用薬では浸透しにくかった成分を効率的に届けられるため、より高い美容効果が期待できます。ダイヤモンドチップが物理的な引き締めに優れているのに対し、ドラッグデリバリー用CPチップは有効成分を活用することで肌質を整えるアプローチを取ります。

ダイヤモンドチップのメリット・デメリット

ポテンツァ ダイヤモンドチップ

ここでは、ダイヤモンドチップのメリットとデメリットを見ていきましょう。

ダイヤモンドチップのメリット

ダイヤモンドチップは、即時的な引き締めに向いている点が大きな特徴です。RFエネルギーが肌の深部に均一に作用し、コラーゲンの収縮を促すため、施術直後から肌のハリを実感しやすくなります。

また、痛みが少ないのもメリットのひとつ。針を使用しないため、マイクロニードルを用いた施術に比べて刺激が抑えられ、敏感肌の人でも受けやすい施術です。

さらに、ダウンタイムが短いため、施術後すぐに日常生活に戻ることが可能です。たとえば、施術当日に軽い赤みが出ることはありますが、数時間から1日程度で落ち着くことが多く、長期間の回復期間を必要としません。

これらの特徴から、たるみやハリ不足をすぐに改善したい人や、仕事や予定が多く長いダウンタイムを取れない人に適しています。

ダイヤモンドチップのデメリット

ダイヤモンドチップにはドラッグデリバリー効果がないため、薬剤を肌の深部に届ける施術を求める場合には適していません。マイクロニードルを用いたCPチップのように美容成分を導入する機能がないため、肌内部の栄養補給を目的とする治療には別のアプローチが必要です。

また、ニキビ跡やクレーターのような肌の凹凸へのアプローチは期待できない場合があります。肌表面の角質を整える作用はあるものの、皮膚の深部に働きかける効果が限定的であるため、ニキビ跡の改善にはSチップなどの別の施術を併用する必要があることがあります。

ダイヤモンドチップは即時的な引き締め効果が得られるものの、肌の深層へのアプローチが求められる悩みには向かないため、施術を選ぶ際には目的に合わせた選択が肝要です。

従来のたるみ施術との違い

ここでは、高周波(RF)、HIFU(ハイフ)、糸リフトと、ポテンツァやダイヤモンドチップとの違いをご紹介します。

高周波(RF)

高周波(RF)によるたるみ治療には、サーマクールやウルセラなどの施術があります。これらは、RFエネルギーを用いて皮膚の深部を加熱し、コラーゲンの生成を促進することで、肌のハリや引き締めが期待される施術です。

ポテンツァやダイヤモンドチップと比べると、施術時の痛みが強い場合があり、特に高出力の照射では麻酔を必要とすることも。また、ダウンタイムが長いケースもあり、施術後に赤みや腫れが数日間続くことがあります。

さらに、個人の肌質や加齢の程度によって効果に差が出るため、期待通りの結果が得られない場合も。ポテンツァやダイヤモンドチップは、RFエネルギーをより均一に届け、痛みやダウンタイムを抑えながらたるみを改善できるため、より負担の少ない施術を希望する人に適しています。

HIFU(ハイフ)

HIFU(ハイフ)は、ウルトラフォーマーやウルトラセルQ+などの施術に代表されるたるみ治療法です。超音波エネルギーを用いて特定の層に熱を集中させます。これにより、皮膚の深部にあるSMAS層を引き締め、リフトアップ効果をもたらします。

ポテンツァのダイヤモンドチップと異なり、肌の表面にはダメージを与えずに深層へ作用する点が特徴です。一方で、ポテンツァやダイヤモンドチップは、RFエネルギーを用いることで、痛みを抑えながら均一に熱を加えることが可能です。したがって、肌の浅い層から深い層までバランスよくアプローチできる点がメリットです。

HIFUは皮膚の深層に熱エネルギーを集中させるため、即時的な効果よりも時間をかけてリフトアップ効果を発揮します。一方で、施術時の刺激が強いため、痛みが少なくダウンタイムも短いポテンツァやダイヤモンドチップが適している場合もあります。

糸リフト

糸リフトは、たるみの気になる部位に特殊な糸を挿入し、物理的にリフトアップを行う施術です。使用される糸には溶けるものと溶けないものがあり、それぞれ持続期間や効果の出方に違いがあります。ポテンツァのダイヤモンドチップと異なり、糸リフトは外科的な処置が必要で、施術中の負担が大きくなる点が特徴です。

また、皮膚に糸を通すため、施術後の腫れや内出血が起こることがあり、ダウンタイムが長くなる傾向があります。さらに、感染のリスクがあるため、施術後の経過観察やアフターケアが必要になります。

ポテンツァのダイヤモンドチップは、非侵襲的な方法で肌の引き締めを行うため、施術による負担を抑えながら自然なリフトアップを目指すことが可能です。即効性を求める場合には糸リフトが適していますが、リスクやダウンタイムを最小限にしたい場合は、ポテンツァやダイヤモンドチップが選ばれることが多いです。

ポテンツァ・ダイヤモンドチップの他のたるみ施術との優位性

ここでは、ダイヤモンドチップが持つ優位性について解説します。

痛みが少ない

ダイヤモンドチップは、施術時の痛みが少ないため、ストレスなく受けられる治療法です。高周波(RF)やHIFU(ハイフ)は、深部まで強い熱エネルギーを加えるため、施術中に強い痛みを感じることがあります。一方で、ダイヤモンドチップは、RFを均一に分散させながら照射することで、熱の刺激を最小限に抑えます。

施術を受ける人の肌質や痛みの感じ方には個人差がありますが、従来のたるみ施術に比べて麻酔が不要な場合も多く、痛みに敏感な人でも安心して施術を受けやすいです。痛みが少ないことで、定期的に施術を受けやすく、継続的な肌の引き締めやたるみの予防にも適しています。

ダウンタイムが短い

ダイヤモンドチップは、施術後のダウンタイムが短く、日常生活に影響を与えにくい点が優れています。糸リフトや高出力のHIFU(ハイフ)では、施術後に赤みや腫れ、内出血が生じることがあり、回復までに数日から数週間かかる場合もあります。

一方で、ダイヤモンドチップは肌表面へのダメージが少なく、施術後の赤みやむくみが出たとしても、数時間から1日程度で落ち着くことが多いです。忙しい人でも施術後すぐに予定を入れやすく、継続的に施術を受ける際の負担を軽減できます。

肌への負担が少ない

ダイヤモンドチップは、たるみを改善しながらも肌への負担を抑えられる施術です。糸リフトは物理的に皮膚を引き上げるため、施術後に腫れや痛みが続くことがあり、感染のリスクも伴います。

また、HIFU(ハイフ)や高周波(RF)は、強い熱エネルギーを加えることでたるみを改善しますが、施術後に肌が乾燥しやすくなったり、赤みが長引く場合があります。

ダイヤモンドチップは、マイルドなRF照射によってコラーゲンの生成を促進し、肌の内側から自然な引き締め効果を得られるため、負担を最小限に抑えながらたるみのケアが可能です。敏感肌や施術後のダメージを最小限にしたい人にも適しており、施術後のスキンケアもしやすいメリットがあります。

他のチップとの組み合わせも可能

ダイヤモンドチップは、他のチップと組み合わせることで、より幅広い肌悩みに対応できます。たとえば、CPチップを併用することで、肌の引き締めと同時に美容成分を導入し、より深い層からの肌の若返りを促すことが可能です。また、Sチップを組み合わせることで、ニキビ跡や色素沈着の改善も同時に行えます。

単独の施術では対応が難しい肌悩みも、チップの組み合わせによって効果的にアプローチが可能です。肌質や目的に応じて最適な施術を選べるため、一人ひとりに合わせたカスタマイズがしやすく、満足度の高い治療が可能になります。ダイヤモンドチップの柔軟性の高さは、他のたるみ施術にはない大きな魅力です。

ポテンツァ・ダイヤモンドチップ治療の流れ

ここでは、予約からカウンセリング、施術当日の流れ、施術後のケアまでを解説します。

予約とカウンセリング

ダイヤモンドチップ治療を受けるためには、一般的に事前の予約とカウンセリングが必要です。施術を提供するクリニックを選び、希望する日時に予約を入れます。

カウンセリングでは、医師やスタッフが肌の状態を確認し、適した施術方法や注意点を説明します。施術の適応可否だけでなく、現在の肌トラブルや過去の美容施術歴、アレルギーの有無なども確認します。施術に対する不安や疑問があれば、この段階でしっかり相談することが大切です。

また、施術前の注意点として、施術当日はメイクを控えたり、肌の状態を整えたりすることを推奨する場合が多いです。適切なカウンセリングを受けることで、安心して施術に臨めるでしょう。

施術当日

施術当日は、クリニックに到着後、受付を済ませた後に施術準備が行われます。施術前に洗顔をして肌を清潔な状態にし、必要に応じて麻酔クリームを塗布します。ダイヤモンドチップは痛みが少ない施術ですが、痛みに敏感な方はカウンセリング時に医師と相談するとよいでしょう。

準備が整ったら、専用の機器を使って施術を開始します。施術は顔全体に均一に行われ、照射時間は施術範囲によって異なりますが、一般的に30分から1時間程度で終了します。施術中の痛みはほとんどなく、軽い熱感を感じる程度のことが多いです。

施術後は、肌に赤みや軽いほてりを感じることがありますが、短時間で落ち着くのがほとんどです。施術が終わった後は、保湿や鎮静ケアが行われ、必要に応じて日焼け止めを塗布して終了となります。

施術後のケア

施術後は、適切なアフターケアを行うことで、より高い効果を得られます。施術直後の肌は敏感な状態になっているため、紫外線対策を徹底し、日焼けを防ぐことが欠かせません。また、肌の水分を保つために、十分な保湿ケアを行うことが推奨されます。

施術後の赤みやほてりは数時間から1日程度で落ち着くことが多いですが、乾燥を防ぐために刺激の少ないスキンケアを心がけることが大切です。また、施術当日は長時間の入浴や激しい運動を避け、肌に過度な刺激を与えないようにします。

翌日以降も、肌の状態を観察しながら適切なケアを続けることで、施術の効果を最大限に引き出せます。継続的なスキンケアを行いながら、医師の指導に従うことで、健康的な肌を保ちやすくなるでしょう。

まとめ|ポテンツァ・ダイヤモンドチップで若々しい肌へ

ダイヤモンドチップは、従来のたるみ治療と比較して、ダウンタイムが短く、肌質改善効果も期待できる点が魅力です。しかし、たるみの程度や肌の状態によって、最適な治療法は異なります。

HIFUや糸リフトなど、他の治療法も考慮しながら、専門の医師と相談し、ご自身の肌に合った治療を選ぶことが大切です。この記事を参考に、それぞれの治療法のメリット・デメリットを理解し、後悔のない選択をしてください。若々しい肌を取り戻し、自信に満ちた毎日を送りましょう。

監修医師

あおい皮フ科クリニック 院長

つつみ みどり