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ピコフラクショナルは毛穴の開きに効果はある?回数と注意点について解説

毛穴の開きは、加齢や皮脂の過剰分泌、紫外線によるダメージなど、さまざまな要因が関係しており、セルフケアだけでは改善が難しいケースも少なくありません。そこで近年注目されているのが、肌の内部に微細な刺激を与え、自然な再生を促す「ピコフラクショナル」です。

ピコフラクショナルは表皮を大きく傷つけることなく真皮層にアプローチでき、コラーゲンやエラスチンの生成を促進することで、毛穴の引き締めや肌質改善をサポートします。本記事ではピコフラクショナルの仕組みや効果、必要な施術回数、ダウンタイムや注意点を詳しく解説します。

ピコフラクショナルは毛穴の開きに効果はある?

毛穴の開きは加齢や皮脂分泌の増加、紫外線によるダメージなど複数の要因によって進行します。特に頬や小鼻まわりでは目立ちやすく、セルフケアだけでは改善が難しいと感じる方も多いでしょう。そこで注目されているのが、レーザーによって肌の再生力を促す「ピコフラクショナル」です。ここでは仕組みと、類似施術であるダーマペンとの違いを解説します。

ピコフラクショナルの仕組み

ピコフラクショナルは、専用のMLA(マイクロレンズアレイ)を通してピコ秒レーザーを点状に分散し、真皮層に微細なダメージを与えるのが特徴です。表皮に大きな損傷を与えることなく、内部で小さな空洞が形成されることで、創傷治癒反応が起こります。その過程で線維芽細胞が活性化し、コラーゲンやエラスチンが再生されやすくなります。

この仕組みにより、毛穴の開きやニキビ痕などの凹凸が少しずつ滑らかになり、肌全体が整っていく流れです。照射による熱の広がりが少ないため、過剰な炎症や色素沈着のリスクを抑えながら、肌の再生力を高めることが可能です。数回にわたる施術を継続することで、より均一な質感に近づける点も特長です。

ピコフラクショナルとダーマペンの違い

毛穴やニキビ痕の改善に用いられる施術にはダーマペンもあります。ダーマペンは極細の針で皮膚に小さな穴を開けて、同じく創傷治癒を利用して肌を再生させる方法です。これに対してピコフラクショナルは、レーザーの衝撃波によって内部にダメージを与えるため、表皮に直接的な穴を残さない点が大きな違いです。

また、ダーマペンでは内出血や腫れが出やすく、数日間のダウンタイムが必要になるケースがありますが、ピコフラクショナルは比較的短期間で赤みが落ち着きやすいとされています。どちらも毛穴の開きや肌質改善に有効とされますが、希望するダウンタイムの長さや治療部位の状態によって適した施術が異なるため、カウンセリングでの相談が重要です。

ピコフラクショナルの効果

ピコフラクショナルは、肌内部に微細な刺激を与えることで自己治癒力を高め、幅広い悩みに対応できる治療です。ここでは代表的な効果として「毛穴の開き」「ニキビ痕」「肌のハリ・弾力不足」への作用について解説します。

毛穴の開き

毛穴が目立つ原因には、皮脂分泌の増加や、加齢にともなう皮膚のハリ不足などが挙げられます。ピコフラクショナルはレーザーによって真皮層に小さな空洞をつくり、皮膚の修復過程でコラーゲンが増生されるため、開いた毛穴を引き締める効果が期待できます。

特に頬や鼻周囲など毛穴が目立ちやすい部位に施術することで、肌のキメが整いやすくなり、滑らかな質感へ導くことが可能です。ただし、毛穴の黒ずみや角栓には直接的な効果は及ばないため、必要に応じてピーリングやスキンケアと組み合わせることが望ましいです。

ニキビ痕

ニキビ痕には色素沈着とクレーター状の凹凸があります。ピコフラクショナルは後者の凹凸にアプローチする治療として用いられます。真皮層にレーザーを照射すると微細なダメージが与えられ、その修復過程で皮膚の再生が促進されます。

これにより硬くなった瘢痕組織が少しずつ柔らかくなり、新しい皮膚が形成される流れが生まれます。浅い凹凸は比較的改善しやすく、深いニキビ痕も回数を重ねることでなめらかな肌に近づけることが可能です。個人差はあるものの、数回の施術で質感の変化を実感する方も多く見られます。

肌のハリ・弾力不足

年齢や紫外線の影響でコラーゲンやエラスチンは減少し、肌のハリや弾力が低下していきます。ピコフラクショナルは創傷治癒反応を利用し、真皮層の線維芽細胞を活性化することでこれらの成分を再生させます。その結果、肌が内側から引き締まり、弾力が回復することで小じわやたるみの改善につながるのが特長です。

特に頬やフェイスラインなど加齢のサインが出やすい部位では、複数回の施術を通じて引き締まりを実感しやすい傾向があります。メイクのノリや透明感が向上するケースもあり、総合的な肌質改善を目的とする方にも選ばれる治療です。

ピコフラクショナルの特徴

ピコフラクショナルは、従来のフラクショナルレーザーに比べて肌表面への負担を抑えながら、真皮層にアプローチできる点が大きな特徴です。ピコ秒レーザーを点状に照射することで、表皮を大きく削ることなく肌内部に微細な空洞を形成し、創傷治癒の働きを利用してコラーゲンやエラスチンの生成を促します。美容施術に不安を感じる方でも受けやすい治療として注目されています。

ダウンタイムが短い

ピコフラクショナルは施術後の赤みや腫れが比較的早く落ち着くため、ダウンタイムが短い治療法として知られています。従来のCO2フラクショナルレーザーでは赤みやかさぶたが数日から1週間以上続くケースもありますが、ピコフラクショナルでは多くの場合数時間から2日程度で回復します。

翌日には洗顔やメイクが可能なケースもあり、仕事や日常生活に大きな支障をきたしにくい点が支持されています。施術後は一時的に乾燥や赤みを感じることがありますが、保湿や紫外線対策を適切に行うことで回復を助けることができます。短期間で生活に戻れる利便性が、継続的な施術を検討する方にとって大きな魅力です。

皮膚へのダメージが少ない

ピコフラクショナルは、光の衝撃波(光音響効果)によって、肌の奥にやさしく刺激を与える仕組みを採用しており、熱エネルギーが広がりにくい特徴があります。そのため、皮膚表面への直接的な損傷が少なく、色素沈着や炎症といったリスクが従来のレーザーに比べて抑えられます。

針で穴を開ける施術や熱ダメージを伴う治療と異なり、肌のバリア機能を保ちながら真皮層に働きかけられる点が安心材料です。また、痛みが比較的軽度であることから麻酔を使用せずに施術を行えるケースもあり、負担を減らしながら継続的な治療を行えるのも特長といえます。皮膚への刺激をできるだけ抑えたい方や敏感肌の方にも選ばれる傾向が強い施術です。

ピコフラクショナルのダウンタイム・副作用

ピコフラクショナルは、従来のフラクショナルレーザーに比べて皮膚への負担が軽減されているものの、施術後には一定のダウンタイムや副作用が生じる場合があります。施術直後は赤みや軽度の腫れ、チクチクとした熱感を伴うことが多く、数時間から数日で落ち着くケースが一般的です。

また、点状出血やかさつきが一時的に見られることがあり、場合によっては2週間ほど持続することもあります。治療後の皮膚は乾燥しやすく紫外線の影響を受けやすいため、日焼け止めや十分な保湿ケアが必要です。まれに色素沈着やかゆみといった副反応が出る場合もあるため、症状が長引く際は医師へ相談するようにしましょう。

毛穴開きの治療にピコフラクショナルが向いている人

毛穴の開きが気になる方や肌の質感を整えたい方に、ピコフラクショナルは適した施術です。特に、皮脂分泌の多い頬や鼻まわりの毛穴が目立ちやすい方や、加齢によりハリが失われて毛穴が広がっている方に選ばれています。また、ニキビ痕による凹凸や細かい小じわが気になるケースにも活用でき、総合的な肌質改善を目指す方におすすめです。

従来のフラクショナルレーザーで赤みやダウンタイムが強く断念した方や、仕事や日常生活に大きな支障を出したくない方にも向いています。ただし、妊娠中や過度な日焼けをしている方、光過敏症のある方は施術が制限される場合があるため、事前に医師の診断が必要です。

毛穴開きを治療するために必要な施術頻度と回数

毛穴開きの改善を目的とする場合、ピコフラクショナルは1回で大きな変化を実感する施術ではなく、継続して行うことが効果的です。一般的には2〜4週間ごとに施術を繰り返し、合計で5〜10回程度行うことで、肌の再生サイクルが整い毛穴の引き締まりや凹凸の改善が進んでいきます。

施術を重ねるごとにコラーゲンやエラスチンの生成が促され、肌質が安定しやすくなるのが特徴です。施術間隔が短すぎると皮膚への負担が残る可能性があるため、適切な間隔を空けることが大切です。

また、改善後も定期的にメンテナンスを続けることで、効果を持続させやすくなります。施術の回数や頻度は肌の状態や悩みの深さによって変わるため、医師と相談のうえで計画を立てることが重要です。

ピコフラクショナルで毛穴開きを改善するなら他施術との併用がおすすめ

ピコフラクショナルは単独でも毛穴の開きや肌質改善に有効ですが、他の施術と組み合わせることで効果をより高めることができます。ピーリングやマイクロニードル、高機能スキンケアを併用することで、角質除去・真皮層の活性化・日常的な肌再生ケアを多角的に行うことが可能です。こうした相乗効果により、毛穴改善だけでなく全体的な美肌づくりへとつなげやすくなります。

ウォーターピーリング

ウォーターピーリングは、水流を利用して、肌に優しく古い角質や汚れを取り除く施術で、肌への刺激が少ないのが特徴です。洗浄効果に優れており、毛穴に詰まった皮脂や角栓、メイク残りを効率よく除去することができるため、毛穴の開きが目立つ方やザラつきが気になる方に適しています。

ピコフラクショナルの前にウォーターピーリングを行うことで、表皮の汚れや不要な角質をしっかり除去し、レーザーがより均一に浸透しやすい状態を整えることが可能になります。さらに、保湿力のある美容成分を導入することで、施術後の乾燥やつっぱり感も軽減され、しっとりとした仕上がりが期待できます。

定期的なウォーターピーリングとの併用により、毛穴の詰まりを防ぎながら肌のターンオーバーをサポートし、ピコフラクショナルの効果を引き出しやすい肌環境を保つことができます。

サリチル酸ピーリング

ピコフラクショナルによる毛穴改善効果をさらに高めたい場合、サリチル酸ピーリングとの併用がおすすめです。サリチル酸ピーリングは肌表面の古い角質を除去し、ターンオーバーを促進する施術であり、毛穴詰まりや角栓を取り除くことでレーザーの効果を引き出しやすくします。

特にサリチル酸マクロゴールを用いた方法は、薬液が皮膚の深部へ過度に浸透するのを防ぎ、刺激や炎症を抑えながら角質除去作用を発揮できる点が特徴です。抗炎症作用や皮脂分泌の抑制作用もあり、赤みを伴うニキビや脂性肌の改善にも役立ちます。

さらに、肌のくすみを軽減し水分保持力を整える効果も期待できるため、毛穴開きと同時に全体的な肌質改善を目指す方に適した施術といえます。

ポテンツァ

ポテンツァは極細のマイクロニードルと高周波エネルギーを組み合わせた治療で、毛穴の引き締めやニキビ痕、しわ・たるみなど幅広い肌悩みに対応できる施術です。針で微細な刺激を与えながら薬剤を浸透させ、高周波の熱で真皮層を活性化することでコラーゲンやエラスチンの再生を促します。

これにより毛穴の開きや肌の凹凸が改善され、弾力やハリの向上が期待できます。ダウンタイムが比較的短く、痛みも軽減されているため、仕事や日常生活に支障を出したくない方にも選ばれる治療です。複数回の施術を重ねることでより安定した効果が得られるため、ピコフラクショナルと組み合わせることで総合的な肌質改善が目指せます。

ゼオスキンヘルス

ゼオスキンヘルスは、皮膚科医ゼイン・オバジによって開発された医療機関専用のスキンケアプログラムで、肌の再生を重視したドクターズコスメです。代表的な成分であるトレチノインはビタミンA誘導体で、皮膚のターンオーバーを促し毛穴詰まりやニキビ、色素沈着に作用します。

また、ハイドロキノンを配合した製品はシミやくすみにアプローチし、透明感のある肌を目指せます。さらに、弱酸性に整える化粧水を組み合わせることで、アクネ菌の繁殖を抑えやすくし、ニキビ予防にもおすすめです。ピコフラクショナルで内側からコラーゲン再生を促しつつ、ゼオスキンで外側から肌質を整えることで、毛穴開きや肌の凹凸改善をより効率的に進めることが可能になります。

まとめ

ピコフラクショナルは、毛穴の開きやニキビ痕、ハリ不足など幅広い肌悩みに対応できるレーザー治療です。短いダウンタイムで受けやすく、複数回の施術を重ねることで肌質全体が整いやすくなります。さらにサリチル酸ピーリングやポテンツァ、ゼオスキンヘルスと併用することで、内側と外側からのアプローチを組み合わせた効率的なケアが可能です。

毛穴改善を目指す方は、医師と相談しながら自分に合った治療計画を立てることが大切です。あおい皮フ科クリニック南阿佐ヶ谷駅前院では、毛穴や肌質改善に適した治療をご提案しております。ぜひ一度ご相談ください。

監修医師

あおい皮フ科クリニック南阿佐ヶ谷駅前院 院長

つつみ みどり