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チョコレートで本当にニキビ?|女性専門皮膚科が教える“チョコの正しい付き合い方”はじめに

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女性に人気のスイーツであるチョコレートは、ストレス解消やリラックス効果も期待できる一方で、食べ方を間違えると肌トラブルにつながることもあります。
今回は、女性専門の皮膚科クリニックの視点からチョコレートとニキビの関係、そして美肌を守る正しいチョコとの付き合い方について解説します。

実は「チョコレート=ニキビの直接的な原因」という科学的根拠は明確ではありません。しかし、以下の要因が関係すると考えられています。

ミルクチョコレートやホワイトチョコは砂糖が多く含まれ、血糖値を急激に上げやすい食品です。
血糖値が上がると膵臓のβ細胞からインスリンの分泌が上昇し、その結果、皮脂腺刺激・角化異常を引き起こし、ニキビの悪化につながることがあります。

チョコレートにはカカオバターなどの脂質が含まれています。
脂質の摂りすぎは皮脂腺を刺激し、毛穴詰まりや炎症の原因となることもあります。

夜遅くにチョコレートを食べる、量を一度に摂りすぎるなど、生活習慣が乱れることでニキビが出やすくなります。

*同様のことが、ポテトチップスやラーメンにも当てはまります。
それらの食事そのものがにきびの原因ではなく、高GI食品+高脂質の組み合わせで皮脂腺の分泌をより刺激します。
さらに、ポテトチップスでは塩分が多く、むくみやすくなり、皮膚も一時的にむくむため、にきびなどの炎症が目立って見えます。
加えて、ラーメンでは夜間摂取により、ホルモンバランスや皮膚の修復に影響しやすいことがにきびが出来やすくなる原因の一つと考えられます。

チョコレートは選び方次第で、むしろ美容効果を得られることもあります✨✨

高カカオチョコレートには抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富です。シミやシワの原因となる活性酸素を抑える働きが期待できます。

血糖値の急上昇を防ぐためには、少量を間食として摂るのがおすすめです。

ビタミンEや食物繊維を同時に摂れるため、肌や体に優しいおやつと考えられます。

チョコレートは食べ方と量を意識すれば楽しめるスイーツです。
ニキビができやすい方は、ミルクチョコやホワイトチョコより、高カカオチョコを選ぶとよいでしょう。

肌荒れが続く場合は、糖質や脂質の摂りすぎだけでなく、ホルモンバランスやスキンケアの影響もチェックすることが大切です。

Q1. 生理前にチョコレートを食べるとニキビが悪化しますか?

A. 生理前はホルモンバランスの影響で皮脂の分泌が増え、ニキビができやすい時期です。
そこに糖質や脂質の多いチョコレートを摂ると、肌トラブルが悪化しやすくなります。
完全に我慢する必要はありませんが、食べるなら少量の高カカオチョコを選ぶのがおすすめです。

Q2. どのくらいの量なら食べても大丈夫ですか?

A. 個人差はありますが、目安は1日20〜25g程度(板チョコ1/4枚ほど)と考えられます。
間食として少しずつ食べることで、血糖値の急上昇を防ぎ、美肌に配慮できます。

Q3. ホワイトチョコレートやミルクチョコレートはNGですか?

A. 砂糖や脂質が多く含まれているため、食べすぎるとニキビや肌荒れの原因になりやすいです。
完全にNGではありませんが、頻度や量に注意しましょう。
美容を意識するなら、やはり高カカオチョコレートの方が適しています。

Q4. チョコレートを多く食べても肌が荒れない人もいるのはなぜですか?

A. ニキビの出やすさは、体質やホルモンバランス、皮膚のバリア機能、腸内環境の違い、食べ方や生活習慣によって変わります。
・体質:皮脂の分泌量が少ない、毛穴が詰まりにくいなどの肌質
・ホルモンバランス:血糖値が急上昇しにくい・インスリン感受性が良い・食後血糖が安定しやすい、など
・皮膚のバリア機能がしっかりしていると、軽い皮脂増加があっても炎症に進みにくく、ニキビ菌(C. acnes)が増えにくい
・腸内環境が安定している人は、炎症性サイトカインが出にくく、皮膚の炎症反応が起こりにくいため、同じ食事をしても肌トラブルを起こしづらい
・「食べ方」「生活習慣」の違い:同じチョコレートでも、空腹時に大量に食べる・夜遅くに食べる・ストレス下で食べるといった場合と、食後に少量摂取する・頻度が少ない・睡眠がしっかり取れている場合とでは、肌への影響が大きく異なります。

同じ量のチョコを食べても肌に影響が出る人と出ない人がいるのはこれらのためです。
肌荒れが続く場合は、皮膚科で体質や生活習慣を含めたアドバイスを受けると安心です。

Q5. チョコレートを食べるときに無糖のコーヒーやお茶を一緒に飲めば、血糖値の上昇を防げますか?

A. はい。無糖のコーヒーや緑茶、烏龍茶にはポリフェノールやカテキンなどの抗酸化物質が含まれており、糖の吸収をゆるやかにする作用が一部報告されています。
そのため、甘いチョコレートを食べる際に無糖の飲み物を合わせることは、美容や健康の観点から良い習慣といえます。

ただし、完全に血糖値の上昇を防ぐことはできません。
重要なのは、チョコレートの種類(高カカオ・低糖質を選ぶ)、量(1日20g前後を目安にする)、食べ方(間食として少量ずつ)といった基本を守ることです。
無糖のコーヒーやお茶はそのサポートとして取り入れると良いでしょう。

まとめ

チョコレート自体がニキビの直接的な原因ではなく、食べ方・種類・生活習慣が大きく影響します。
チョコレートは心の癒しでもあるため、高カカオ・少量・バランスの良い生活を意識すれば美肌の維持との両立可能です。

当院では、女性専門の皮膚科としてニキビ治療・食生活のアドバイス・美肌治療を組み合わせ、一人ひとりの肌質に合わせたケアをご提案しています。
ニキビや肌荒れにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

🌟にきびについてはこちら↓🌟

監修医師

あおい皮フ科クリニック南阿佐ヶ谷駅前院 院長

つつみ みどり